皆さんこんにちは、現役大学生の阿野です!
普段は大学でGIS(地図を使った分析など)を学んでいます。
そんな僕が、カンタンマップ製品を使ってみて、感じた違いをご紹介します!



今回は、「カンタンマッププラグイン」と「カンタンマップアプリ」の2つを比較します。
カンタンマッププラグインとカンタンマップアプリの概要
はじめに、カンタンマッププラグイン、カンタンマップアプリってなに?
という方のために それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
カンタンマッププラグインの概要
まずはカンタンマッププラグインについてです。
カンタンマッププラグインは、kintoneの上で動作する地図プラグインです。
主にPC画面でkintone上にあるデータを可視化できます。

ただ見るだけでなく、
ポイントの色分けや条件による絞り込み、
表示ラベルの変更が可能なため
見たい情報を、見やすく表示できます。
■製品ページはこちらhttps://kantanmap.jp/service/kantanmapplugin

カンタンマップアプリの概要
次にカンタンマップアプリについてです。
カンタンマップアプリは、kintoneのデータを地図で持ち出せるiOS専用アプリです。
PCでの利用が主なカンタンマッププラグインに対して、
iPhoneやiPadといった携帯端末で利用できる点が最大の特徴です。

カンタマップアプリを設定すると、
このように地図上にピンが立ちます。
→ピンは、kintoneのラジオボタンなどの値によって表示/非表示を切り替えられます。

街路灯の点検調査に見立てたデータで
「調査済」のピンだけを表示してみました。
カンタンマップアプリもプラグインと同様に、
見たい情報を見やすく表示できます。
■製品ページはこちらhttps://kantanmap.jp/service/kantanmapapplication/
どう使い分ける?
ここまでは、プラグインとアプリの基本機能を紹介してきました。
どちらも似たような機能があり、明確な違いは使用端末でした。
ここからは、それぞれの特徴を生かした使い分けについて比較していきます。
カンタンマッププラグインの使い方
カンタンマッププラグインの特徴としては、様々なオプション機能が用意されており、
欲しい機能だけを後から追加できます。

今回は、オプション機能の「区画作成」について
説明します。
主にポイント表示だけだった地図を、
面で色分けできるオプション機能です。

カンタンマッププラグインに
ポイントを登録します。
対象のポイントを選択して区画の描画をタップすると自由に区画を作成することができます。

このように建物の区画を作成することで
不動産や道路管理など面で表示したい場合に
役立つ機能です。
カンタンマップアプリの使い方
カンタンマップアプリは、主に現地調査など 屋外でデータを入力する作業で活躍します。
端末から情報の編集がしやすく、スピーディーに作業できます。

調査を終えたピンをタップすると
スイッチが表示されます。

スイッチを押すだけで
未調査から調査済へ変更できます。

カンタンマッププラグインとカンタンマップアプリの連携
これまでは、それぞれの特徴と活用シーンをご紹介してきました。
ここでは、プラグインとアプリの両方を連携して、活用する方法についてご紹介します。
今回取り上げるのは
照明灯の修理業務を効率的かつスムーズに完結させる活用例です。
たとえば、照明灯の故障が報告された場合

市役所の担当者が、登録している照明灯から
故障した照明灯のステータスを変更し、
修繕業者に依頼します。

修繕業者はiPadでカンタンマップアプリを
見ながら現地の照明灯を確認し、修理内容をその場で入力します。

一方、市役所の担当者側ではカンタンマッププラグインを通じて、修理状況の更新を地図上で
リアルタイムに把握できます。
地図上で絞り込みや色分けを活用することで
どこが対応済みで、どこが未対応か
どんな状態だったのかを一目で把握することができます。


従来は、一軒一軒FAXや電話を使って報告していましたが、
カンタンマップを使うことで市役所と業者のやりとりがボタン一つで可能に!
また、業者から完了報告を受けると、kintone上で自動集計もしてくれます。
これにより集計業務の手間がなくなり、紙資料の保管が不要になりました。
まとめ

これまでプラグインとアプリの違いについて見てきました。
それぞれ基本機能は情報を地図化する、見やすくする機能があり、
大きな違いは使用する端末でした。
特徴を見てみると、プラグインでは多様なオプションがあり、
やりたいことに合わせて機能を追加できました。
アプリは、ワンタップでの編集が可能で、スピーディーに調査を行えます。
これらの特徴を生かすことで、作業時間の短縮や自動化によって、業務フローの改善ができます!
今回は、「カンタンマッププラグイン」と「カンタンマップアプリ」の違いについて紹介しました。
「カンタンマッププラグイン」と「カンタンマップアプリ」の導入してみたいと感じた方は、
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