最近、ChatGPTで地図を見られる「ChatGPT Maps」が登場しました。
実際に画面を見ると、
「近くのカフェを探して」
「この周辺でランチにおすすめのお店は?」
といった質問から、場所を探して地図上で確認できます。
地図を扱うサービスということで、最初に見たとき私は、
「カンタンマップと何が違うんだろう?」
と思いました。
そこで今回は、ChatGPT Mapsと、kintoneで使える「カンタンマップ」の違いをカンタンに整理してみます。
ChatGPT Mapsとは?
ChatGPT Mapsは、ChatGPT上で場所を探したり、周辺情報を確認したりできる機能です。
現在地などの位置情報を共有すると、
「近くのコーヒーショップ」
「この辺りでおすすめのお店」
「周辺の施設」
といった質問に対して、ChatGPTが情報を探し、地図と一緒に表示してくれます。位置情報の共有は任意で、設定から変更できます。OpenAI Help Center
これまで「検索して、地図を開いて、お店を比較する」としていた作業を、会話しながら進められるイメージです。
たとえば、「オフィスの近くで、4人で入りやすいランチのお店を探して」のように、条件を文章で伝えられるのはAIならではだと感じました。

一方、カンタンマップとは?
カンタンマップは、kintoneに登録されている情報を地図上で確認するためのサービスです。
たとえばkintoneに、
・顧客情報
・物件情報
・設備情報
・点検場所
・災害時の被害情報
などが登録されている場合、その情報を地図上にピンとして表示できます。

つまり、ChatGPT Mapsは「情報を探す地図」
カンタンマップは「自分たちの業務データを見る地図」と考えると分かりやすそうです。


ChatGPT Mapsとカンタンマップを比較
| 比較項目 | ChatGPT Maps | カンタンマップ |
|---|---|---|
| 主な目的 | 場所や周辺情報を探す | kintoneの業務データを地図で管理する |
| 扱う情報 | Web上の情報など | kintoneに登録した自社・組織のデータ |
| 操作 | ChatGPTに文章で質問 | kintoneから地図を表示 |
| 得意なこと | お店・施設探し、情報収集 | 顧客・物件・設備・現場などの管理 |
| 主な利用者 | 個人利用にも向いている | 企業・自治体などの業務利用 |
| データ更新 | 検索結果などに依存 | kintoneのレコード更新と連動 |
こうして比べてみると、同じ「地図」でも役割はかなり違います。
カンタンマップは「地図から業務を見る」
設備点検であれば、「どこまで点検が終わったのか」
自治体の災害対応であれば、「どの地域から報告が集まっているのか」
といった情報も、位置と合わせて確認できます。
単に地図を見るのではなく、
kintoneの情報を地図という視点から見ることで、業務改善につなげるのがカンタンマップの特徴です。

AIの地図と業務の地図、使い分けが大切
今回調べてみて面白かったのは、ChatGPT Mapsとカンタンマップは競合するというより、
そもそも利用目的が違うということでした。
ChatGPT Mapsは、
「知らない場所を探したい」
「おすすめを教えてほしい」
といった場面に便利です。
一方、カンタンマップは、
「自社で持っている情報を地図で確認したい」
「現場とkintoneの情報を結びつけたい」
という業務に向いています。
たとえば不動産会社なら物件管理、インフラ企業なら設備点検、自治体なら施設管理や災害対応など、
すでにkintoneに蓄積している情報を地図で活用したい場合にカンタンマップが活きてきます。
まとめ
ChatGPT Mapsの登場によって、AIと地図を組み合わせることが、これまで以上に身近になってきました。
一方で、地図を業務で使う場合は「その場所を表示できるか」だけではなく、
自分たちが持っているデータをどう地図と結びつけるかも重要です。
ChatGPT Mapsは「場所を探す地図」。
カンタンマップは「kintoneの業務データを見る地図」。
同じ地図でも、目的によって使い方は大きく異なります。
AIで地図が身近になった今だからこそ、
普段使っているkintoneの情報も「地図で見たらどうなるだろう?」と考えてみると、
新しい業務改善のヒントが見つかるかもしれません。


