大量のエクセルを、自動的にcsvにして、kintoneに取り込む

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■自治体案件で、大量のExcelが・・・

これまで、自治体のお仕事、いろいろ経験してきました。

空き家や街路灯の調査、道路や河川のパトロール
建築物の点検など、ありとあらゆる調査業務です。

これら自治体での施設点検や管理などは、
まだまだExcelが使われているケースが多くみられます。

調査や点検結果を作業日報として、
作業後にExcelに点検結果とその写真を貼り付けます。

以前に経験した事例では、12000本の街路灯の点検データがあって、
12000個のExcelファイルを渡されて。

そこから経緯度をコピペして地図上に落としてくださいと・・・

10年近く前のことだったでしょうか?

「出来ません・・・」とお断りさせて頂きました。

じゃ、10年経過して、状況が進化・改善しているか?というと???
何も変わってないのじゃないのかな?って、改めて感じるところです。

■大量のExcelからデータを自動で取得出来ないだろうか?

いま流行りのRPAを使えば、それが出来るだろうとは思ってました。

ただ、RPAは、高いわ、遅くて時間かかるわなのと
当社がこの作業を毎日のように行うことはないわなぁと。

としたら、RPAの導入は出来ないなと。。。

そこで、いろいろ考えた結果、
自分たちで作ることにしました。

Excelのファイル名、シート名、どのセルの値を設定することで
数百個あるExcelファイルから、結果をひとつのcsvにするイメージです。

サンプルに利用したExcelが、画面上では同じ文字に見えても
「ー」(全角)だったり、「ー」(半角)だったりで
何度もエラーが出て大変だったりはしましたが。。。

とりあえず完成し、300個くらいのExcelから
ひとつのcsvに抽出することに成功しました。

時間はおよそ数分で、csvが出来るところまでは来ました。

■ここまで出来たら、kintoneに取り込むのはカンタン

帳票に緯度と経度が書かれているようなデータであれば
そのcsvから地図上にプロットすることも出来ますね。

例えば、街路灯点検をする場合、街路灯の箇所を
経緯度を取得することで、地図が出来る。

このデータをカンタンマップiPad版に入れて現地に行くことで、
点検作業もiPadだけで出来ちゃいます。

そこには、前回の点検結果が入っているので
それと比較しながらの点検も可能に。

今回は、kintoneのサブテーブルにデータを取り込みたかったので
サブテーブルに取り込む用のcsvファイルを生成したりもしました。

■さらに改良も!

出来れば、Excelに貼り付けられている写真などのデータも
取り出して、kintoneの添付ファイルに保存出来れば。

そんな機能拡張も、現在取組中です。

この取組み、販売するのか、新サービスとして提供するのか?
近日中にリリース出来るように、準備中です。

こんなの欲しくないですか?

欲しい!と思って頂ける方がいらしゃれば、
モニターとしてお試ししてください。

具体的な案件お持ちの方いらっしゃれば
こちらからお問合せくださいませ。
https://www.at-creation.co.jp/contact

■目指すところは、自治体の施設管理でのExcelをなくすこと!

点検業者が、点検結果を成果として、Excelを提出。
このExcel作るの、結構大変なんですよね。

提出を受け取った自治体職員も、ひとつずつExcelを開かないと
その結果詳細がわからない。

だから、本来の目的である、その施設の維持管理に
チカラを注げず、Excelの管理にチカラを使う。

誰もハッピーじゃない。

だったら!

点検時にiPadで調査結果を入力。

クラウドを使って、それを管理者である自治体の方がパソコンでそれを見る。

どうしても帳票出力が必要な場合には、そこからExcelを出力出来る。

これまでの考え方が、全く逆になるようにすれば、
一気に仕事のやり方が変わります!

そんなに難しいことでもないので、
早くこうなればいいのになぁと思うところです。

ただ、こうなったら、こんなサービス要らないんですけどね・・・

早くこんなサービスが要らない時代に致しましょうww

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